お知らせ
2022年02月20日週刊TSUMUGI
Vol.7 柱抜き
在来のメリット
リノベーションを進めるにあたって木造在来工法にとって最大のメリットは『柱を抜いて大空間を作りやすい』こと。
抜けない柱もありますが他の工法(ツーバイフォーやコンクリート造)よりも自由度があります。
抜く前にサポート柱
今回は赤丸の柱を抜きます
そのためにその柱にかかっている力を分散させるために
サポート柱を2本立てます
上からの荷重を考える
この柱の上部にどの位の荷重がかかっているかを常に考慮します。
今回は屋根はそのまま使うため、瓦の重さもかかったまま。
慎重に進めます。
ただ抜くだけではもちろんダメです。
代わりに、桁を入れてあげて両サイドの柱に荷重を分散させてあげます。
今回は高さ180mmの梁を代わりに入れました。
補強をガッチリと
シッカリと金物でも補強
既存の梁とも合板で一体化をさせます
ウレタンボンドがシッカリ乾くように一晩置いてから
サポート柱を抜いていけば完成